株式会社イースト・デイリー

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PROMOTION CASE STUDY

PROMOTION CASE STUDYコロナ禍においても、昨対約270% の参加を実現した「謎解きイベント/えべチュンクエスト」!

みなさん、こんにちはマーケティング・ソリューション部の原田です。

 

本日の記事はコロナ禍の影響もあり、開催予定の半分での開催期間となりながらながら、

昨対約270% の参加を実現できた「謎解きイベント」のご紹介です。

 

「小麦のまち パン&スイーツスタンプラリー(URL)」にてお手伝いをした

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江別市様の、昨年で6回目を迎えた人気の謎解きイベント えべチュンクエスト になります。

 

 

ファンの多い恒例の人気イベントでしたが、課題もいくつかありました。

 

第6回目を迎え、毎回多くの参加者が集まる北海道を代表する謎解きイベント「えべチュンクエスト」。

しかし、そんなイベントにも課題はありました。

 

課題① 新鮮味が欠けてきていた

メインビジュアルなどは開催当初より変わりがなく。

謎解きの問題のみが新しくなる、やや新鮮味に欠ける設計でした。

 

課題② 経済波及効果が見えにくい

謎解きによるエリア周遊を通して経済波及効果を高める狙いがありました。

参加者へ近隣飲食店などの協力店による特典を付与していましたが、

いまひとつ効果が見えにくいのも課題となっておりました。

 

課題③ 謎が難しすぎる

開催を重ねていくにつれ、謎の難易度が高くなってしまっておりました。

ターゲットのひとつである子供たちにとっては難しすぎる謎解き問題も散見されました。

 

 

「もっとワクワク!」をコンセプトにリニューアル&パワーアップご提案!

 

ご提案① ビジュアル一新&ストーリー性を入れて「もっとワクワク!」

映画のようなワクワク感があるビジュアルへパワーアップ!

謎解きを進めることで地域資源への理解向上に繋がる魅力あるストーリーも作り上げました。

そうすることで、参加者が物語の主人公となって謎解きを進め、ワクワク感が演出されるように仕上げています。

 

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ご提案② 謎のクオリティを上げて「もっとワクワク!」

謎の制作では北海道を代表する謎解きクリエイター「トムソーヤ」を起用しました。

入念なロケハンと打ち合わせを実施し、難易度の異なる初級編/上級編の二つのコースを制作。

子供から謎解き好きまで楽しめるクオリティとなりました。

 

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ご提案③ 周遊促進効果を強めて「もっとワクワク!」

2つのポイントから周遊促進効果を高めて経済波及効果を高めました。

  1. 現地情報を得ないと解けない「謎」を制作
    従来の謎解きは、謎シートと謎スポットに掲出されたPOP情報で解答を導くものでした。
    私たちはさらに、看板やモニュメントなど現地情報をヒントにすることで、
    参加者に謎のスポット周辺を自然と歩き回る仕掛けとなり、
    滞在時間の増加と、参加者の解答時の満足感も向上させることができました。

  2. 謎シートのサイズを広げ、協力店情報を一体化するデザインをご提案
    今までは謎シートを配布する際に、江別市からのお知らせや協力店の特典情報を袋に同梱してお渡ししていました。
    しかし謎解きの際に、参加者が主に利用するのは謎シートとなります。他の情報はリーチしていないのではと推測。
    そこで、謎シートのサイズを広げ、協力店情報を一体化するデザインをご提案いたしました。
    狙いは的中し、協力店の特典利用率が格段に向上する結果につながっております。

 

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ご提案④ オンラインと連携させて「もっとワクワク!」

さらに、「小麦のまち パン&スイーツスタンプラリー(URL)」に続き、

LINE公式アカウントを連動させ、

イベント参加者の友だち登録を促進し事業終了後もプロモーション資産とするご提案をしました。

下記ポイントで連携を図り、謎解きもワクワク度を高めるリニューアルとなりました。

 

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  1. 謎のヒントをライン上で配信!
    キーワード自動応答機能を用いて、ヒントをLINE上で配信いたしました。

  2. LINE限定オンライン謎解きを作成!
    LINE友だちのみが参加できるオンライン謎解きを作成。
    正解者から抽選で特産品をプレゼントする設計となっおり、
    謎解き未体験者には世界観を感じてもらい、参加へ促す狙いがあります。

  3. 協力店や周遊スポットの情報を格納し周遊を促進
    カードタイプメッセージを活用し、観光情報をアカウント内に格納しました。

  4. コロナ禍での緊急の情報発信にも活用できました!
    今回、開催期間がコロナ禍による行動自粛と重なってしまいました。
    LINE公式アカウントを連携していたので、LINEからも緊急の情報発信を行うことができました。

 

 

アイデアの力で既存イベントをブラッシュアップ!

イベント効果と参加者満足度を大きく向上することができました。

 

本事例では、私自身もアイデアの力でイベントがもっとワクワクするものになることを

改めて実感することができました。

 

末筆となりますが、本イベントの原動力は、自らも謎解きが大好きな江別市役所のご担当者様です。

江別市役所の皆さまの「参加者に楽しんでもらいたい!」という熱い想いが

ワクワクがいっぱいの謎解きを生み出す原動力となっています!

現在、今年度開催の「えべチュンクエスト」をよりパワーアップさせて準備中です。乞うご期待くださいませ。

 

◆えべチュンクエスト2021「レンガの巨人と小麦の妖精」

https://ebechun-quest.jp/

 

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