LINE公式アカウント
LINE広告導⼊企業/担当者様の声

株式会社 オープンループパートナーズ 様
ユーザー目線の配信で、高確率の応募を実現!人材派遣会社のLINE運用事例
- 契約内容
- LINE公式アカウント
課題
気軽に求人応募ができる仕組みづくり
提案内容
LINE公式アカウント運用
導入者の声 取材記事
———LINE公式アカウントを導入したのはいつ頃ですか?
梅田: 2019年8月頃ですね。まずは札幌支店で導入し、その後、ほかの支店でも導入を進めました。
———なぜLINE公式アカウントを導入することにしたのでしょうか?
梅田: 派遣登録の有無にかかわらず、もっと気軽に求人を見たり応募したりできるようになれば……という想いでLINEを導入しました。派遣会社では、一般的にスタッフ登録をしていただかないとお仕事のご紹介ができません。最初に個人情報を登録しないと採用担当とお話いただくことができない状況に、もどかしさを感じていたんです。そんなとき、社内から「スタッフ登録の代わりにLINEで気軽に登録できるようにならないか」と話が上がりまして。LINEなら必要なければブロックもできますし、弊社としても利用者の方にとってもメリットがあるのではと思い導入することにしました。
———まずは札幌支店で導入し、その後アカウントの数を増やしていったんですね。
梅田: 札幌で成功事例をつくり、支店メンバーでやりくりできるフローを整えてから、アカウントを増やしました。求人の応募率は平均0.5%程度、大手求人検索エンジンで約1%、2%を超えると高いと言えます。
そんな中、LINEの場合は平均1%、良い時で5~10%という高い数字も出ます。
一般的な求人よりも効率よく応募を獲得できることが、他支店での導入につながりました。
———LINEだと、なぜ応募率が良かったのでしょうか?
梅田: まず、求人票を見ている人がLINE登録をするという流れができていること。そして、LINE登録後に欲しい求人の地域や職種を選んでいただき、希望した地域や職種の求人だけを配信するシステムにしていることがポイントだと思います。例えば、「札幌市内のコールセンターの求人だけ見たい」「市外の軽作業の求人が見たい」など希望に沿った情報だけお届けしているので、応募率が良いのだと思います。
———配信頻度はどのくらいですか?
梅田: 月3~4回を目標にしています。LINEを導入したとき、打ち合わせで配信頻度や内容についてアドバイスをいただいたんですよ。そこで「週に1回程度におさめるのが良い」と教えていただいたので、それを忠実に守っています。
———配信時に心がけていることはありますか?
梅田: 最初は文字だけで配信していたのですが、画像を使ったところ反応が良かったので、それ以降は画像を使うようにしています。また、どんな画像にするのが良いかもいろんなパターンで試しました。イラストの場合・写真の場合・時給やシフトを細かく掲載した場合……など細かく試して、その都度反応の数値を取りましたね。募集内容に応じて「こういう求人は細かく情報を出したほうが良い」「こういう求人はふわっと書いたほうが良い」などデータにして、それに沿って画像を出すようにしています。
———そんなに細かくデータを取っているんですね!
梅田: そうですね。社内のアナリティクスとLINEの管理画面で見られる情報を照らし合わせて、データ化しています。登録者は40代以上の方が多いので、「文字が小さくならないように」などビジュアル面もこだわっていますよ。毎回自分にテスト配信をして、見づらくないか確認しています。
ESD: 梅田さんがLINEに関してかなり深く考えて運用していただいているため、LINEを使いはじめて5年経ちますが、ずっと開封率が下がっていないんですよ。安定して55~60%は開封されていますね。求人は人によって“自分ごと”のタイミングが異なるので、開封率が下がる傾向にあります。なので、そのなかで50%以上を保っているのは本当にすごいです。やはり、セグメントして配信していること・クリエイティブのこだわり、そしてタイトルにまで気を配っている部分が、開封率を保っている要因かなと思います。
———タイトルへのこだわりとは?
梅田: スマホの標準の文字サイズで表示される文字数が大体40字くらいなので、タイトルは38字までにおさめるようにしています。その中に求人のポイントを3つほど入れて「ちょっと見てみようかな」と思っていただけるタイトルを心がけています。
ESD: エリアや「最短いつ入社」「電話対応なし」などが端的に書かれているので、開封率が高いと想定します。これはご飲食店様の事例ですが、LINEが届いたときの表示が「こんにちわ。〇〇店の店長です……」みたいな感じだと開封率が非常に低いんですよ。一方でどんな業種でも、タイトルで配信内容が端的にわかると配信されやすい傾向がありますね。
———リッチメニューも見やすいですよね。
梅田: 6分割にして、求人を気軽に検索できるように、そして担当者と簡単につながれるようにしました。また、勤務開始後もLINEを活用いただけるよう、出退勤の手続きが簡単にできるようにもしています。これによって、お仕事を探している最中はもちろん、お仕事が決まった後でも長く繋がっていられる状態を保っています。
———出退勤の手続きとは?
梅田: リッチメニューのひとつに「マイページログイン」というボタンを作っています。そこから出退勤ボタンを押すことができて、このログをもとにお給料を支払える仕組みになっているんですよ。わざわざブラウザを立ち上げなくても、普段つかっているLINEから出退勤登録ができるんです。
———求職中だけでなく、働きはじめてからもLINEを見ていただく仕組みをつくっているんですね。ちなみにお仕事が決まってからも繋がっていられることは、オープンループパートナーズさんにとってどんなメリットがあるのでしょうか?
梅田: 今働いている職場を辞めたあとも、弊社内の求人で転職いただけるというメリットがあります。短期で働かれる方も多いので、勤務期間が終わったあとも「ここで探したほうが早い」と思っていただけたら、利用者の方にとってもメリットになるかなと思います。
———LINE導入時、イースト・デイリーと取り組むことになった経緯を教えてください。
ESD: 我々からお声がけさせていただきました。オープンループパートナーズさんがLINEを導入した頃は、少しずつスーパーマーケットや飲食店でのLINEアカウント導入が進んでいた時期でした。人材派遣業界でも徐々に導入がはじまっていた時期ということもあって、良いタイミングでお声がけできたのかなと思います。
梅田: 導入後、落ち着くまではイースト・デイリーさんにいただいたアドバイス通りに配信していました。配信頻度や内容など、教えていただいたとおりに運用していましたね。
LINE導入後、部署内に「LINE部」というチームを立ち上げ、サポートメンバーとともに運用を行ってきました。
ESD: 現在は、梅田さんがメイン対応+もう1名で全アカウントを見ているんですよ。もう、弊社のLINE部門に入っていただきたいくらいの知識量です(笑)。僕らの出番は、「いついつに新しい機能がリリースされますよ」といった情報共有のとき。それから、梅田さんにいただいた要望をLINE社にお伝えしたり……という感じですね。
梅田: 「こういうことをやりたい」と思いついたとき、自分で解決できなかったら都度お電話させてもらっています。
———だいぶLINEを使いこなしているんですね!LINEを運用するにあたり、心がけていることはなんですか?
梅田: そうですね……LINE部では、”3つの掟”をポリシーに掲げています。「気軽な友だちを作らない」「無作為に配信しない」「求職者ファーストの情報提供」です。例えば、どこかの支店から「この案件にどうしても人を入れたいから配信してほしい」といった依頼があっても、それが掟に反するものであれば、別の提案をするなどしてポリシーに沿った配信ができるように、支店と相談しながら連携を取ります。気持ちを押し付けず情報提供できるツールは、弊社ではLINEのみ。押しつけがましくなく情報提供できるのが、LINEを気に入っているポイントですね。
———”3つの掟”を徹底されているのですね!でも、社内ではなかなか理解されないのではないでしょうか。
梅田: 正直に言うと、反発や理解していただけないこともあります。でも、導入当初からこのポリシーを貫いているので、集計報告書を毎月各支店へ共有したり、都度話し合いをし納得いただけるように努めています。
———その他工夫をして配信したメッセージ事例などはありますか?
リッチメニューの右下のしごとら君ボタン、押すとメッセージが自動送信されるようになっていて、適当なスパンでメッセージ内容を変えているんです。
「元気~?」とか、「あったかくして風邪に気を付けてね~」とか。
タグ付けの時にトーク一覧を見ていると、ここを押してくれる方が多数いらっしゃいまして、楽しみにしてくれている人が多いことがわかりました。
毎日頑張って働いているみなさんの一瞬の息抜きに、と思って始めたことだったので、利用してくれる人が多くてやって良かったことの一つでした。
リッチメニューも、季節に合わせてクリエイティブを変えています。
2~3月はハート柄、10月はハロウィン、12月はクリスマスなど。
これも楽しみにしてくれている方が割といるようなので、やって良かったもう一つのことでした。
———最後に、サービス導入を検討している企業様へメッセージをお願いします。
梅田: LINEは、様々なSNSがあるなかでも、わかりやすくとっつきやすい、そしてユーザーさんと気軽に・簡単につながれるツールだと思います。また、多くの人にとってライフラインに近いツールなので、企業公式SNSを導入するにあたっての難易度は高くないと感じております。配信の準備から分析まで管理画面内で一元管理できるので、各工程のノウハウがないところからでもスムーズにはじめられると思いますよ!
- こだわりの配信内容で、求人応募率5~10%を実現!
- リッチメニューの充実で、ユーザーと長く繋がり続ける仕組みづくり